群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、ミラノ・スカラ座専属歌手養成所講師責任者
シルベストロ先生のお墨付きの低音と叩き上げのスキルだけが彼女の武器…笑
……ということではありませんが)^o^(、幼い頃より、「右向け右!」「みーんながやっているのだから!」「お腹の使い方なんて気合で覚えるのよ!」などのお言葉に「なぜ???」を思わずにいられませんでした。ある先生は「お前は声量があるのだから、それを聴かせて圧倒すればそれで良いんだ(某有名音大の教授のお言葉)」。。。
声量が大きい方々を日本人は好む傾向にあるあるけれど、それは、ほんの小さな要素の1つであって、そんな重大なことだと私自身は思った事は1度もありません。
ミラノ・スカラ座シルヴェストロ先生から『声量が大事』なんて教わっていた期間に1度も言われたことはありませんし、むしろ、「語りなさい」「話すように歌うんだ」ということをずっとずっと言われました。
ところが、、、日本の著名な権力をお持ちの先生方のお口から、ななんと。。。
プロの歌手(アマチュアの方々の場合は、子音や母音の種類によっては喉をしめて発語してしまう場合が多く見られるのでまた違うのですが)に対して
「五線を越えたら母音や歌詞など聞えなくて良い!」そそそそうなんですか(~_~;)?
私ぐらいの年齢の歌い手たちは、みんなそれぞれにその環境に立ち向い、少し顔を合わせるとみんなで発声談議をして、高め合おうと頑張っています!!そして、日本の歌い手も知性ある文化レベルの高い尊敬される存在になりたい!『良いものを良い』と、審美眼を持ち、個性ある人を認められる社会にし、子供達にも高い高い芸術に触れあえるように浸透させて行きたい!!!
私は音大卒業時の夢は日本以外でも認められて活躍する歌手になりたい!!というところから、二期会にも藤原歌劇団にも所属しませんでした。まさに一匹オオカミなのです。一生懸命に真摯に取り組み、知性のある歌を歌い、想いを伝えたていけるように、肩書きでなく『歌』で愛されるように、天国に行く(まだ天国かは分かりませんが(^_^;))日まで、音楽の神様に愛される、高みを目指して山を登り続けたいと思っています。
茨の道かもしれない、だけど本当にわかって下さるわず方を地道に増やし、スカラ(新宿の某映画館ではありません(⌒-⌒; ))の舞台に乗れるように頑張って参ります!!
応援をお願い致します。